20代介護⑧

以前役所で「限度額認定証」については書きました。
最初の病院は3日間だけでいたが85000円くらいの請求が来ました。
次の病院は月末まで10日間ぐらいだったのですが費用同じくらいで90000円近くです。
また「預り金」という名目で50000円。
病院を2つ行ったとしても月の上限額は決まっているので後で振り込みで戻ってきます。
お金なかったのでカードローンでお金を引っ張りました。
また医療費は振り込みで戻ってくるのですが、
母親の口座に振り込まれます。
他の方もほとんど同じかと思いますが私は母の銀行の暗証番号知りませんでした。
母が使っている銀行は2つあり、1つは大手3行のうちの一つ。
もう一つが地元の銀行でした。
銀行に行きこのようなケースの場合どうするのかと聞くと、
「身内の人は本人の身分証、銀行印があればお金を引き出せるとの事、ただし条件があまり大きくない金額」
実際にこの後何回か引き出したことあるのですが、
30万前後は大丈夫でした。
ただし大きい金額は駄目なようです。
親名義の口座で暗証番号知らない場合は大きな金額は
引き出せないようでした。
「だったら暗証番号変えたい」
といったのですがその為には
「本人が来ないとダメだ」
との事。
「これないから来てるんですが、、、」
と言って調べてもらいましたがその場合は
「後見人制度使ってください。」
それが大手3行のうちの1つの最後の結論でした。
あと銀行で登録した印鑑をなくしてしまってもアウトです。
私は最初銀行で登録した印鑑が見つからず何個か持って行ったのですがどれも違い途方にくれました。
そのあと家にある印鑑を全部持っていき無事にあったのでお金を引き出せました。
このことはかなり重要だと思います。
というのも親が生きている限り今後振り込まれるお金は全て親になるからです。
方法が無くなった場合は後見人制度しかないでしょう。
私も裁判所に電話して内容聞きました。
時間は結構かかるみたいで色々と書類も必要。
後は後見人制度認められると親の選挙権もなくなるそうです。
他にも色々あったみたいですが私はこれは使いませんでした。
最初に思ったのはこの制度使うと「親が社会的に死んだ」と同じ判断を下されることです。
子供の立場として親をそういう風にしたくありませんでした。
結局この問題は今は解決しています。
というのももう一つの地元の銀行の方の暗証番号を変えることが出来たからです。
これは症状起きてから半年ぐらいたち出来たのですが、その時に銀行に医者の診断書、自分と親の身分証、介護保険証、障害者手帳。
(介護保険証と障害者手帳は後日説明します)
これをすべて持っていき、そしたら私の手で暗証番号変えることできました。
本当に時間もかかりましたし、銀行にも色々と突っ込んで話をしました。
ネットで調べてもなかなか前例などがなかったので。
話戻りますが最初に親が倒れたときにまず頭に浮かぶ問題かと思います。
お金は親が持っているのに使えない、と言うケースも多いだろうと思いました。
私の場合は親がお金なかったので、初めは特に意識した問題ではありませんでした。
通帳があればお金は振り込めます。
親が払っているものを今後自分で管理してずっと払わなくてはいけなくなるものもあるでしょう。
銀行の手続きに関して私が知っていることです。
情報なかなかないと思うので参考になればと思います。
まず親が倒れてからやる手続きの一つです。
これはまだまだ序の口です。